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梅雨のインテリアはアジサイで爽やかに!基本のお手入れと、初心者でも簡単な飾り方

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アジサイ清涼感のあるイメージ画像
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こんにちは! 暮らしの植物アドバイザー てまり です。 関東在住、夫と1歳の娘と暮らす30代の主婦です。 Life with Plants!をモットーに、生花、観葉植物、園芸など植物のある暮らしを楽しんでいます。

こんにちは!てまりです。


梅雨って、憂鬱な気分になりやすいですよね。 


私も梅雨が苦手な一人です。


天然物のパーマが最上級に暴れまわり、傘が下手で外出するとずぶぬれ、通勤していた頃は電車のじめっと感や混雑もいやでした。


そして子育てをしている今、連日子供が外で遊べないのは大問題・・・!!


雨の音や匂いは好きですが、たまにだったらの話!


雨は一日おきにしてほしいなと願う毎日です。


そんなこんなで、家の中もなんだかどんより・・・


家族が揃ってもなんだか無気力な空気感。
(ただの五月病だったりして・・!)


家の中がパッと明るくなるような、リフレッシュできるようなものはないかしら??

お悩み主婦 さおり


そんな時は、お家に爽やかなお花を飾りましょう!

てまり


この時期がまさに旬の、アジサイがおすすめです!


鮮やかな色彩と、初夏の花ならではのさっぱりとした香り、丸くて可愛らしいフォルム!


どんより空気を、爽やかな空気に変えてくれますよ♪


今回は、旬を迎えているアジサイの飾り方をご紹介しますね。

この記事はこんな方におすすめ

・梅雨のどんよりした家に、爽やかな風を入れたい方

・梅雨時期のインテリアに少し彩りを加えたい方

・部屋にアジサイを飾りたい初心者の方

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アジサイ(切り花)の選び方


実は、アジサイの「花」は上写真の中央、小さなつぶつぶの所です!


その周りの、花のように開いた大きな部分は「ガク」にあたります。


どうしてこんな形や色になったのでしょうね。


植物には不思議がいっぱいです!!

アジサイの種類


切り花として出回っているアジサイは、主に下の4種類です。


・西洋アジサイ

 最も馴染みのある、色鮮やかなアジサイ。

 ガクで全て覆われている。

 白、グリーン、ピンク、青、紫など多種多様。


・カシワバアジサイ

 夏に咲くピラミッド状の白いアジサイ。

 大きくて独特な葉の形が特徴。

 形を生かして大きく活けるのがおすすめ!


・アナベル

 夏から秋にかけて出回るアジサイ。

 咲き始めは黄緑色で、開くと真っ白になるのが特徴。

 ガクは小さく、ころんとして可愛らしい。

 ドライフラワーにおすすめ。


・秋色アジサイ

 初夏に咲くアジサイが秋までに立ち枯れし、アンティークカラーに変化したもの。

 赤みや紫色を帯びて、グラデーションが魅力的。

 ドライフラワーにおすすめ!!


西洋アジサイが一番出回っていて、大きさも値段も手頃です。


ガクアジサイ(上の写真にあるように、 花の周りにガクが開く種類 )は、切り花ではあまり出回っていません。

庭に植わっているなら、摘んで飾ってみてもいいですね!

花火のようで、とってもきれいですよ!

てまり

初心者におすすめの選び方


選ぶ際に最も大事なポイントは、元気でハリがあるものを選ぶことです!


なぜならば、


アジサイは水が下がりやすいからです。


水が下がるとは、水分が全身に行き渡らずにくたーーーっとしてしまうこと。


同じアジサイで、右は水が下がった状態のもの。
しおしおになってしまいました。


触り心地は、しなびたキャベツのようです!


アジサイはお水が大好きな反面、水が下がりやすいので注意が必要です。


そして、買う時点で元気がないと元も子もありません。


購入時は、この2点がポイントです!


・葉が緑色でピンと上を向いている

 (葉先が黄~茶色に枯れ始めているものは元気がない証拠)

ガクが綺麗に広がっている

 (開いているのにハリが無いものは水が下がっています)


分からなければ、店員さんに「長持ちしそうなところをくださいー!」と言えばOK!

てまり

帰宅したらまずしたいこと

水あげ(水を吸わせること)


先述したように、アジサイはお水が大好き!


帰宅したら、すぐにたっぷりのお水に入れてあげましょう!


できれば、次の項目【茎の断面を広げる】をしてから水に入れましょう。

包装が濡れてしまわなければ、買ったままの包みでもOKです!
くるっと、ぎゅっと、巻いてお水に入れましょう。

茎の中綿をとる


水を効率的にたくさん吸えるように、ひと工夫してあげましょう!



はさみで斜めにカット。中に綿が見えます。
はさみの先などで、綿をかきだします。


この処理をしておくだけで、水が通りやすくなり、持ちが良くなります!


たいていは、購入先のお花屋さんで既に処理してあると思います。

その場合はそのままで大丈夫ですよ!

てまり

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お気に入りの器に活けよう!


では、さっそく花瓶に活けましょう!

花瓶選び


花瓶はこちらがおすすめです。


・透明な花瓶

 (透明感が、梅雨のどんより空気を爽やかにしてくれますよ!)

・たっぷりのお水を入れても安定感のあるもの

・口がすぼまっていないもの

 (アジサイの顔を少し支えてあげられる広めの口がおすすめです)


この中だと、1と2が初心者でも上手に活けることができるタイプになります!

下の小さい子は飾りです~

長さ調節と下葉の処理


花瓶にたっぷりとお水を入れたら、お花を活けましょう!


ポイントはこちら!

・葉は1~3枚程度にする

・1本で活ける場合は長すぎに注意!

・複数本で活ける場合は、ぎゅっとまとめた方が可愛い!

なぜかというと、

・葉が少ない方が、水は行き渡りやすい

・顔が重いので、お辞儀してしまう

・複数本で活けても、バラバラの方向を向きやすい

今回はこの葉を落とします。
葉は2枚ですっきり。
花瓶の縁に寄りかけてあげると綺麗です。
実家で摘んだアジサイ8本(右はギボウシの葉)
顔の下でまとめて持つだけ。
輪ゴムでとめた方がぎゅっとを保てます!
ぎゅっとまとまりました!
ちなみに、長すぎるとこのように。てんでバラバラです。

顔をまとめるのが難しければ、持たずにテーブル上で寝かせたまま重ねてみましょう!

てまり

置き場所


置き場所のポイントはこちらです!

エアコンの風が直接当たらない

 (水が下がりやすいため、乾燥しやすいです!)

・幼い子供の手が届く場所、地震で揺れると倒れやすい場所は避ける


透明な花瓶なので、レースカーテン越しの日の光を浴びると爽やかさアップです!
もちろん、玄関やキッチン、どこに置いても素敵ですよ!

てまり

お手入れ方法


アジサイはお水が下がりやすいので、できればこまめにお手入れをしてあげましょう!

・2日に1回、新しい水に替える

・水替えをする2回に1回は、茎の断面を新しくする

これで、アジサイを長く楽しむことができますよ!

この記事で説明している青いアジサイは1週間以上持ちました♪

水替えは私も忘れがちですが、思い出したらすぐ替えています!

てまり

ひと手間でかなう楽しみ方 4選!

庭のアジサイを飾る

お庭に咲きこぼれているアジサイ。

裏側の見えないところや、内側の花など、見た目に支障ない箇所を摘むのがおすすめです♪

今回は庭から摘んだアジサイを使用しました

折れた花

アジサイを活けている時に折れてしまったお花は、お皿に浮かべてみてはいかがでしょうか。

ブルーベリーの実も一緒に。

葉物と合わせる

この時期の葉物は、清涼感のあるものばかり!

アジサイとの相性は抜群です!

大きい葉や、枝分かれしている葉は、大きなアジサイの顔を支えてくれるのでより綺麗に飾る事ができます。

分かりづらいですが、
アジサイの顔と花瓶の間にギボウシを挟んで支えています。
それと、ゼラニウムをすこし。

ドライフラワーにできる??


アジサイは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーでも人気の高い花。


自宅でもドライフラワー作りをしてみたいですよね!


方法は、逆さまに吊るすだけ!とてもシンプルです。


しかしながら、大きな問題があります。


それは、梅雨ならではの湿気です。


湿気がありすぎて失敗しやすく、カビが生えたり色が悪くなることもあります。


アジサイでドライフラワーを作るなら、おすすめは秋です。


アナベルや秋色アジサイが良いでしょう。


作り方については、秋が近づいたら詳しくご説明しますね!

今日のハナバナ


立てば芍薬

座れば牡丹

歩く姿は百合の花


このことわざにも登場する、芍薬(シャクヤク)は、4~6月頃に花屋に並んでいます。


白、淡いピンク、鮮やかな濃いピンクなど。


小さく固い蕾から、ゆっくりとフリルのような花びらが開いて大きな大きな花になります。


シャクヤクとアジサイは、どちらも大ぶりで華やか!


そして上品な雰囲気を持ち合わせており、とても人気の組み合わせです。


アジサイと一緒に見かけたら、ぜひ一緒に活けてみてくださいね♪

まとめ


部屋に停滞する、梅雨ならではのどんよりじめっと感を、アジサイの爽やかさで吹き飛ばしましょう!


・ ハリのあるアジサイを購入する

・水をたっぷり入れて活ける

・2日に1回、新しい水に替える

・水替えをする2回に1回は、茎の断面を新しくする

・アジサイの爽やかさでリフレッシュする!


心地よいお部屋になりますように*


最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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こんにちは! 暮らしの植物アドバイザー てまり です。 関東在住、夫と1歳の娘と暮らす30代の主婦です。 Life with Plants!をモットーに、生花、観葉植物、園芸など植物のある暮らしを楽しんでいます。

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